【自然が作る、学年・国籍を超えた絆】
APUワンダーフォーゲルサークルの活動とは。
今回取材したのは、APUワンダーフォーゲルサークルの副代表を務める岡本さん。
2年生ながらサークルの役員としてサークルの運営に携わり、サークル内の整備だけでなく、地元企業との共同活動も企画している。そんな岡本さんに国際色豊かなAPUでの活動について聞いてみました。

団体プロフィール
APUワンダーフォーゲルサークル
部員数105人(1年生32名、2年生30名、3年生24名、4年生19名)
活動頻度 2回/月
登山を中心として、釣りやキャンプなどアウトドア活動を行っている。最近では、地域の方々と関わり地域活性を目指す大学の特色をサークルでも実践するため、企業と共同でのプロジェクトを設計中。

個人プロフィール
岡本己季(おかもときとし)
APU 2年
大学生活は今までやったことがないことにチャレンジしようと思っていて、趣味にもできるアウトドア活動をしているワンダーフォーゲルサークルに入部。
3年生は留学に行くことが多いAPUの環境において、若干2年生ながら役員として活動している。
学年や国籍関係なく深い仲に

ワンダーフォーゲルサークルはどんな雰囲気のサークルなんですか?
岡本:とにかくサークル内の仲がいいです。それぞれのアウトドア活動で違った良さが生まれますが長い時間一緒にいることが多く、学年や国籍に関係なく交流ができるためすごく過ごしやすい雰囲気だと思います。
言語に関しては、留学生との活動を通して他言語の日常会話ができるようになるし、学校では習わない言葉のニュアンスを知ることができるのでとても楽しいです。
角田:留学生との交流が多いのは特徴ですよね。留学生にはどんな人が多いですか?
岡本:基本的には日本語を学びたいと考えている人が多いです。日本人の僕たちからすると他言語を学びたいという気持ちがあるので、それぞれが学びたい言語を使って会話できるため、win-winな関係ができています。
また、母国で登山経験がある人も一定数いて、大学でも同じような活動をしたかったという人もいます。
グローバルな難しさ

活動をするなかで大変だったことを教えてください。
岡本:サークル内には本当に様々な人がいるので、人によって言語を変えてコミュニケーションをとることに最初は苦労しました。特に運営に携わるようになってからは、新入生の集客や体験の案内がたくさん来るので、それを一つひとつ言語を変えながら対応することはとても大変です。ただ、サークル内の一つの目標としてサークル内の留学生比率を5割にしたいと考えているので、留学生にも手伝ってもらいながら内部環境はしっかり作っていきたいです。
角田:留学生が多いほど、コミュニケーションの幅が広がったり、面白い体験を聞 くことができたりするのは羨ましいです。他にも目標があるんですか?
岡本:留学生の割合を高めて交流を増やしていくことの他には、地域との関わりをもっと強めていきたいと考えています。例えば、企業と共同でキャンプ企画を作り、大分の自然を生かしたアウトドア活動を広めていくことで、地域の活性化に繋げていきたいです。
コミュニケーション必須な環境で芽生える絆

ここまで色々なお話をして頂きましたが、改めて団体の魅力を教えてください。
岡本:ワンダーフォーゲルサークルは本当に暖かい人が多いので。どんな人でも馴染むことができて楽しめると思います。長時間の活動の中でゆっくり仲を深めていけることも魅力です。活動を通して仲良くなった留学生の祖国を一緒に旅行したメンバーもいてすごく面白いなと思いました。
角田: